2026年08月15日

断水時に車より先に確保したい家庭の飲み水と生活水

断水時に車より先に確保したい家庭の飲み水と生活水

断水は、蛇口から水が出ないだけではありません。飲む、手を洗う、トイレを流す、食器を洗うといった毎日の動きが止まります。2026年の熊本地震では、配水管の復旧に時間がかかり、広い地域で断水が続きました。車をきれいに保つ仕事に関わる私たちも、災害時は洗車より先に、家庭の水を守ることが何より大切だと考えています。

目次

  1. 断水が長引く理由は配水管にあります
  2. 飲み水と生活水は分けて考えます
  3. 不安が高いのに備えが足りない現実
  4. 家庭で今日決めておきたい水の優先順位

1. 断水が長引く理由は配水管にあります

報道では、熊本県内で3万6000戸余りの断水が続き、全域での解消に月末までかかる見込みとされました。別の報道では、31日午後2時時点で10市町、約7万9100戸が断水していました。

なぜ、すぐ直らないのでしょうか。水道は、浄水場から家庭まで長い管で水を送っています。地震で配水管が壊れると、壊れた場所を探し、掘り、直し、水が安全か確認します。ひとつ直して終わりではないのです。

2. 飲み水と生活水は分けて考えます

断水時に最初に守る水は、飲む水です。次に、手洗い、簡単な調理、トイレなどに使う生活水を考えます。お風呂、洗濯、洗車は後回しです。

たとえば車が汚れていても、災害時は無理に洗う必要はありません。砂ぼこりが気になる場合も、まずは家族の飲み水を残してください。私たちQuick Wash!も、水の大切さを知る立場として、普段のきれいさと災害時の優先順位は分けて考えるべきだと思っています。

3. 不安が高いのに備えが足りない現実

断水への不安が91%に及ぶ一方で、飲料水の備蓄、防災グッズ、災害時給水所の確認などをしている人は61.2%という調査があります。多くの人が心配しているのに、準備までは進んでいないのです。

準備は大げさでなくて構いません。家の中で水を置く場所を決める。給水所の場所を家族で見る。空の容器を捨てずに残す。これだけでも、断水した日の動きが変わります。

4. 家庭で今日決めておきたい水の優先順位

断水に備えるなら、家族で次の順番を決めておくと安心です。

  • 飲む水
  • 手洗いと調理の水
  • トイレに使う水
  • 最後に掃除や車まわりの水

この順番が決まっていると、慌てて水を使い切ることを防げます。断水はいつ起きるか分かりません。だからこそ、普段のうちに「水を何に使うか」を家族で話しておくことが、いちばん身近な防災になります。